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【10月】グループディスカッション(アクティブラーニング)実施報告

こんにちは!Swimmy運営事務局です。

今回は3ヶ月に一度の開催しているSwimmy「アクティブラーニング」の実施報告をさせていただきます。

本記事では、2023年10月の月末に行ったアクティブラーニングの取り組みをご紹介したいと思います!

Swimmyでプログラミングを学習する小学生・中学生の生徒さんにプログラミングで出来る事は何だろう?と聞いてみると、ロボットを作れたり、ゲームを作ることが出来るということはほとんどの子が知っているのですが、それ以外の分野での可能性、拡張性を秘めたものであることを知らないことに気づきました。

そこで、Swimmyでは世界中で使われているIT技術の紹介を通して子供達が学んでいるプログラミングがどんな応用性を持っているものなのか、どんなところで使われているのかを知ってもらい、将来こんなことをプログラミングで解決したいと思うきっかけを作っていきたいと考えています。

過去には「SDGs」と呼ばれる、世界的に人類が取り組まないとならない諸問題とITを絡めた「アクティブラーニング」を実施しております。

7月度は「スマートシティ」について、昨今の技術に触れてもらいながら知識を深めてもらいました。

今を生きる子どもたちに考えてもらっている事柄がどういったものなのか、是非、記事をご覧いただければと思います。

2023年10月度のテーマ 「メタバースについて学ぼう!」

2023年の10月末に行った「アクティブラーニング」では『メタバースについて学ぼう!』をテーマに掲げ「インターネット上の仮想空間」について知識を深めてもらいました。

近年注目を集めるメタバースですが、ゲームや遊びの分野でのみ活躍するものではありません。
感染症の流行拡大以降、教育の分野、観光業、ファッションの分野などにおいて、インターネット上でリアルな体験ができる「もうひとつの世界」として多くの企業や自治体が活用しています。

今回のアクティブラーニングでは、そんな仮想空間メタバースの応用について、体験や動画を通して生徒の皆さんに理解を深めてもらいました。

実際に使用したワークシートをご紹介!

「メタバース」の語源は「超越」を意味する「Meta」と「世界」を意味する「Universe」です。
VR技術などを活用しながら、インターネット上に構成される3次元の仮想空間の中で新たな体験をすることができます。

ここで、生徒の皆さんにクイズに挑戦してもらいました。
答えは次の項目に記載されていますので、記事をご覧の皆さんもメタバースを楽しむために使われるデジタルキャラクターがどんなものなのか
ぜひ上記ワークシートに記載されているクイズにチャレンジしてみてください。

ゲームなどでメタバースに触れた経験がある生徒さんが多く、ほとんどの生徒さんが正解できていました。
なかには大人よりもメタバースに詳しい生徒さんもいました。

メタバースの活用事例:オンライン留学/バーチャル観光

先ほどのクイズの答えは「②アバター」でした。

アバターは英語で「avatar」と書き、日本語では「化身、権化」を意味します。
インターネットの世界では、ユーザーの分身のように表示させるキャラクターをアバターと呼んでいます。
メタバースでは、アバターを操作することで、友達との交流やオンラインショッピング、世界旅行など、さまざまな体験をすることができます。

他にも、メタバースの活用事例として、「オンライン留学」があります。
近年、オンラインで気軽に留学できるプログラムが多く増えていますが、ZOOMなどのWEB会議ツールを使ったオンライン留学では、コミュニケーションが教員からの一方通行のものに陥りがちな点や、海外にいる感覚が得られない点などのデメリットがあります。

メタバースを活用したオンライン留学では、アバターを操作することで現地の人々と積極的にコミュニケーションをとることができ、メタバースという新たな世界に入ることで海外にいるかのような没入感を得ながら学習をすることができます。
生徒さんにはオンライン留学に関する動画も見ていただき、メタバース上の海外のお店に行き注文をする体験をすることで英語の学習ができる、というプログラムを用意している学校もあることを確認しました。

さらに、メタバースを活用した「バーチャル観光」では、実際の観光地に訪れることなく、家の中でリアルな旅行体験をすることができます。
そのため、行くことが難しい場所や景色をより自由に体験できたり、高齢者や体の自由がきかない方でも気軽に旅行を楽しむことができます。
観光ガイドと交流して現地の紹介を聞くことができるサービスや、ECサイトと連携してお土産を買うことができるサービスもあります。

メタバースは、多様な分野で問題点を解決したり、新たな可能性を切り開くことができます。

メタバースを体験してみよう!

生徒さんには今回、株式会社NTTコノキューが提供している仮想空間プラットフォーム「DOOR」を用いて、実際にメタバースの体験をしてもらいました。
メタバース上で、アート作品の鑑賞や、他の校舎とのSwimmy生と交流することができます。
この体験を通して、メタバースには現実世界とは別の世界が広がっており、そのなかでリアルな体験や自由なコミュニケーションができることを確認しました。

生徒の皆さんはメタバースに関心を持って積極的に体験し、他の校舎の生徒が同じ空間に集まった際には大変盛り上がっていました。

メタバースでは、現実世界では実現が難しいことでも簡単に実現することができます。
記事をご覧の皆さんも、メタバースを活用して、気軽に旅行体験をしたり、遠く離れた友人と交流してみてもいいかもしれません。

このように新たな可能性に溢れたメタバースですが、まだまだ課題も残されています。
法制度が追いついていない点や、アバターの匿名性を活かした詐欺や不正行為のリスク、スマホやゲームへの依存と同じように、メタバースに依存してしまうことがある点などが挙げられます。
メタバースを利用する際は、このような課題を認識しながら、適切に使いこなしていかなければなりません。

アクティブラーニングのまとめ

今回は10月度の「アクティブラーニング」の内容を紹介させていただきました。

インターネット上の仮想の世界「メタバース」について、生徒さんには「オンライン留学」の動画を見てもらったり簡単な体験を通して理解を深めてもらいました。

今回ご紹介したこと以外にも、メタバースは有効的に活用されています。

最近では、不登校の子どもたちへの支援として、メタバースを活用している自治体もあります。
子どもたちは仮想空間の中につくられた学校へ登校して、授業を受けるなどの学校の活動を行います。
教室や職員室が設置されており、子どもたちは先生や他の不登校の子どもたちと交流しながら過ごすことができます。
現時点でメタバースを取り入れている自治体はわずかですが、メタバース上の学校への登校を出席認定とするといった取り組みも少しずつ進められています。

他にも、ビジネスでの活用が進んでおり、仮想オフィスであれば、リモートワークであってもオフィスで働いている時と同じように従業員同士がコミュニケーションをとることができます。

メタバースは発展途上の概念でまだまだ課題もありますが、世の中を変えるような可能性に溢れています。
新たな分野での活躍など、今後さらに発展と普及が進んでいくかもしれません。
 

みんなのアイデア



今回生徒さん達には「メタバース上で勉強することの良いことと課題を考えてみよう!」をお題に、アイデアを出してもらいました。

・どこにいても勉強ができるが、システム障害などで回線が悪くなったら不便
・世界中の人と話せるが、実技は学べない
・筆記用具が必要なくなるしペーパーレスで授業ができるが、画面酔いする
・遅刻しにくくなるが、目が悪くなるし、家から出なくなると体力がつかない
・臨時休校の時も使えるが、感情がわからないから会って話したい
・先生不足が解消されるし、有名な先生の授業を受けられるが、ルールを守らない人がいそう

多角的な視点で、メタバースのメリットとデメリットについて柔軟に考えることができています。
生徒さんそれぞれが自分なりの意見を持っている印象を受けました。
機械の問題は解消できそうですが、「感情がわからない」という点に関しては大きな課題になりそうですね。

いい意見がたくさん見られたので、考えてもらった課題を解決するにはどうしたらいいかという視点でも、生徒の皆さんにはアイデアを出していただきたいと思います。

Swimmyについて



Swimmyでは、子供達にただプログラミングを漠然と学ばせるのではなく、このような取り組みを通じて、プログラミングの可能性、楽しさを積極的に伝える機会をご用意しています!

ゲームが好きというだけで始めた子が、将来はプログラミングでこんなことをしたい!と伝えてくれるようになったりすることも多くあります。
Swimmyでの学びに興味を持っていただけたという場合は一度無料体験をしてみませんか?
各校舎にて毎週実施しておりますので、お気軽にお越しくださいませ!
Swimmy一同、教室にてお待ちしております!

<無料体験実施校舎>
東京:高田馬場校、三鷹校、六本木校、品川校、芝浦校、石神井公園校、府中校、立川校、新宿あけぼの橋校
山形:山形校
埼玉:新所沢校
千葉:イオンモール柏校、津田沼奏の杜校、佐倉染井野校
静岡:三島校
岐阜:大垣校
愛媛:松山中央校
福岡:西新校、大橋校
佐賀:佐賀新聞文化センター校
沖縄:那覇校

<各校舎での無料体験お申し込みはこちらから>
https://www.sai.co.jp/swimmy/trial.php

Swimmyでは、学んだ知識が現実世界でどう生きてくるのか、プログラミングと作品製作を通して学ぶことができます。また、完成したら終わりではなく、作品の内容・作品製作の意図・プログラムの概要等を発表する場を設けているため、プレゼンテーション力を育むこともできます。

人の持つ個性は人それぞれであり、誰かと同じということはありません。Swimmyはお子様の個性を最大限に引き出していきます。
下記校舎にて毎週の無料体験を実施しておりますので、一度近くの教室の体験にいらしてみませんか?

■Swimmy(スイミー)とは

Swimmyは、『世界で活躍できる自分を手に入れる』を目指すところとし、今後伸びていくIoTやAIの領域に特化したカリキュラムを提供するとともに、「知識・技能」だけではない「発想を具現化する力」「プレゼンテーション力」「キーボードタイピング」というようなこれからの時代に求められるスキル育成を目指したスクールです。

■特長
(1)ゼロから初めて3年でPython言語の基礎を習得
(2)プレゼン指導・アクティブラーニング(ディスカッション指導)・キーボードタイピングの実施
(3)生徒2名に対して1名の講師配置
(4)個別指導

■カリキュラム

*リアルワールド志向(現実世界志向)にこだわったカリキュラム

Swimmyのカリキュラムは「リアルワールド志向(現実世界志向)」をコンセプトに最新のIoTとデジタルツールを利用して子供たちにプログラミングの楽しさを知ってもらいながら、論理的思考を身に着けることができる内容になっています。
また、エキスパートコースでは本格プログラミング学習として、プログラミング言語「Python」を学び、習得を目指していきます。

<使用教材>
・ソニー社開発 IoTプログラミングツール「MESH」
・しくみデザイン開発「Springin'」
・イギリスBBC開発「micro:bit」
・raspberry pi

<エキスパートコース>
・Minecraft with Python
・プロンプトエンジニアリング
・micro:bit with Python

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